筋トレとビタミン

筋トレ＝タンパク質というイメージが多いと思いますが､実はビタミンも欠かすことのできない栄養素です。

筋肉を大きくするだけでなく、健康的な体作りを意識している人にとっては､ビタミンとタンパク質のバランスを考えた摂取が必要になってきます。

そこで、今回は筋トレとビタミンの関係性と効果についてご紹介していきます。

ビタミンD

筋トレを行う際に必要不可欠なビタミンDです。

このビタミンは、筋肉の機能をサポートし、筋肉の力を増加させるのに役立ちます。

また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康を維持するので、筋トレ後のリカバリーにも効果的です。

【ビタミンDを多く含む食材】
サーモン・マス・魚肉ソーセージ・卵黄・シイタケなど

筋トレにおける酸素の利用や筋肉の修復に不可欠なビタミンCは、抗酸化作用を持ち、トレーニング後の疲労回復を助けます。

また、コラーゲンの生成にも関与し、関節や腱の健康をサポートします。

【ビタミンCを多く含む食材】
かぼちゃ・オレンジ・グレープフルーツ・レモンなど

筋肉の酸化ストレスを軽減し、トレーニング中の筋肉痛を和らげるのに役立つビタミンEも重要です。

筋肉の損傷を減少させ、筋トレ後の回復を促進します。

【ビタミンEを多く含む食材】
アーモンド・ほうれん草・アボカド・オリーブオイルなど

ビタミンB群にはエネルギー代謝をサポートする役割があります。

筋トレにおいてエネルギーの生産は非常に重要であり、ビタミンB群はこれを助け、筋肉の修復と成長をサポートします。

【ビタミンB群を多く含む食材】
ピーナッツ・アーモンド・さつまいも・エビ・サバ・牛肉など

抗酸化作用を持つビタミンAは、筋肉の修復を促進し、筋トレ後の回復をサポートします。

また、健康な免疫機能を保つことで、トレーニングによる負荷に対する体の対応力を高めます。

【ビタミンAを多く含む食材】
レバー・にんじん・かぼちゃ・ほうれん草・キャベツなど

ビタミンD、C、E、B群、Aは、筋トレにおいて重要な役割を果たします。

これらのビタミンをバランスよく摂取することで、筋肉の成長や修復、トレーニング後のリカバリーを効果的にサポートすることができます。

トレーニングに関することや体の仕組みについて分からないことがございましたら、トレーニング専門トレーナーへご相談ください。